シンクロ、リオ五輪代表乾友紀子&三井梨紗子「風神雷神」でメダル奪還へ

   

リオデジャネイロオリンピックで、シンクロナイズドスイミング日本代表、乾友紀子(いぬい ゆきこ)選手と三井梨沙子(みつい りさこ)選手が、デュエットのフリールーティンで「風神雷神」を披露します。

前回大会のロンドン五輪でメダル獲得を逃したシンクロ競技は、崖っぷちです。

リオ五輪では、意地でもメダルを奪還するために磨き上げているプログラムですね。プログラムについても、観戦する側から魅力を考えてみました。

≪関連記事≫ シンクロが消える!競技名称変更でリオ五輪最後?

乾友紀子、三井梨沙子の身長

sinkuro-001出典:http://www.scoopnest.com

シンクロナイズド・スイミング(シンクロ)とは名前の通り、チームでシンクロした演技が求められます。そのため、水面上からの脚の形や腕の形が似ていた方がより芸術性が高く見えますね。また体格や身長が似ていた方が、より効果的だと思います。

お二人の体格は似ているのでしょうか。

 

乾 友紀子(いぬい ゆきこ)

25歳/井村シンクロクラブ所属

身長169cm/体重55kg

ロンドン五輪日本代表選手

 

三井 梨沙子(みつい みさこ)

22歳/東京シンクロクラブ所属

身長168cm/体重57kg

ロンドン五輪日本代表選手

 

身長体重ともに似ていますし、乾選手はロンドン五輪では、デュエットとチームの代表選手でした。三井選手はチームでの代表選手でした。ともに五輪経験者という共通点がありますね。

 

スポンサーリンク

 

 

『風神雷神』の見どころ

sinkuro出典:https://www.youtube.com

井村 雅代(いむら まさよ)ヘッドコーチも、お気に入りのプログラムに仕上がったと話す「風神雷神」がテーマです。

プログラムに着手したのは2015年10月頃からとのこと。乾選手と三井選手が提案した「天候」という漠然としたテーマを表現しています。

嵐と晴れの情景を2度繰り返す構成になっています。嵐→晴れ→強風→晴れといった天候の変化を、緩急をつけて演じています。

『嵐』の場面では表情がひときわ険しく、息を合わせて動きます。

『晴れ』では手足を伸びやかに演じていきます。

『強風』の場面では水面を切り裂くほどのスピード感や勢いを前面に出します。

終盤の『晴れ』では、うららかな陽気をシャープな脚技の連続で表現するという形ですね。ここでの脚技が、どれだけ合うかで、得点が変わってくると思います。

『起・承・転・結』の力強い構成になっていますね。見ている方も息を飲むような緊張感があって、お二人のイメージにも合っているようでした。

演技中盤に『風神』『雷神』に変化する両選手が最大の見どころですね。

 

『風神雷神』の利点

sinkuro-002出典:http://www.premium-j.jp

主に日本でいう風神雷神とは、風神雷神図(ふうじんらいじんず)を想像しますね。

風袋から風を吹き出し、下界に風雨をもたらす風神と、太鼓を叩いて雷鳴と稲妻をおこす雷神の活動の姿を描写する絵画で、俵屋宗達筆の屏風画が有名です。

風神とは、風を司る神。そして対になる存在として、雷を司る神の雷神という感じでしょうか。

気候を司る神は、各国に名前をかえて存在します。例えば、風の神でいえば、ヒンドゥー教の「ヴァーユ」も風の神です。ギリシャの風の神は「アネモイ」と言います。

このように国や宗教を超えて、万人が想像しやすいテーマということです。そして『風』『雷』の神は『力強いイメージ』があるという共通点もあるわけです。このイメージもほぼ各国共通だと思います。

そのため、力強さや速さやダイナミックさなどを前面に押し出すことで、誰が見ても分かりやすく、より高い点数がでることが期待できます。

また、真逆の柔らかさや軽やかさ、しなやかさなど相反する表現が一層分かりやすいという利点もあります。いわゆる『晴れ』で表現できるわけです。

 

スポンサーリンク

 

 

メダル奪還には?

井村ヘッドコーチは「鍛え上げていけば、いいものになる」とコメントしています。泳ぎの速さを上げる事でより良いプログラムになることは間違いありません。

五輪でデュエットFRは最初の演目になります。乾&三井のデュエットが国の勢いそのものになり、後に控えるチーム演技にも影響を与えかねない重要な種目なだけに、急速な成長に期待したいと思います。

リオ五輪では、再びメダルを日本へ持ち帰ってきてくれる事でしょう。応援したいと思います。

≪関連記事≫ シンクロが消える!競技名称変更でリオ五輪最後?

 

スポンサーリンク

 

 - スポーツ