
体操男子団体が金メダルを獲得しましたね!生中継をみていた私は、朝から笑顔で出勤できました。
体操男子決勝の生中継放送時間が、出勤前の時間帯でしたので、テレビの前で応援していた方も多かったのではないでしょうか。そして、表彰台で喜ぶ5人を見ていた方も多いと思います。
表彰台で並んでいる5人が着用していたユニフォーム(スポーツウェア)が、とても日本人らしく、尚且つ、金メダルを引き立てていたと思います。誰がデザインしたの気になったので、桜スポーツウェアにについて調べてみたら、願いが込められていましたよ。
桜ウェアの隠された秘密

出典:http://www.jpn-gym.or.jp/
3大会ぶりの金メダルを獲得した体操男子代表選手5人ですが、スポーツウェアに着目して、見てください。5人の選手すべての柄の配置が同じなんです。おぉ!繊細な心遣いですね。提供をしたのは、アシックス。これまでは、ミズノやデサントと共に提供してきたそうが、今大会は独占で手掛けたそうです。アシックスのホームページには、
表彰台で着用するトレーニングジャケットは、咲き誇る「桜」をモチーフにしたデザインを肩口全体に施しています。この「桜」は、「CONNECT(コネクト:つなぐの意味)」グラフィックの集合体で形成されています。背景のレッドとあいまって次々と浮かび上がるようにみえる「桜」を表現することで、日本代表選手が持つ力強さと華やかさを表現しています。
「トレーニングジャケット」と呼ぶようですね。映像で、桜が浮かび上がって見えていたのは、計算されたグラフィックでの演出だったのです。そして目の錯覚によって、うっすらピンクがかった桜色に見えるのも、計算だったというわけですね。
また、選手がオンピックで着用するスポーツウェアは、各国とも国の国旗色を使用する場合が多いです。そのため、日本は「日の丸」の『赤』と『白』を使用しています。この2色、ざっと考えるだけでもたくさんの国の国旗に使われていますね。中国、韓国、カナダなど。
しかし、「桜」は日本を象徴する花として世界に知られています。そこで「桜」のモチーフを配列することによって、誰がみても日本の代表選手だということは分かります。メダリストたちの華やかさが、より増しますし、団体戦になれば、より「桜」に囲まれているような状況を生み出すことができたのではないでしょうか。
まさに、選手たちへの「おもてなし」も兼ね備えた心配りのあるトレーニングジャケットだったわけですね。
日本代表スポーツウェアを購入する方法

出典:http://www.asics.com/
日本代表選手たちが着用している公式スポーツウェアおよびバックやタオルなどは、『レプリカ』を購入することが可能なようです。タオルなどは記念に購入したり、オリンピックを目指している友人などにプレゼントしてみるのもいいかもしれませんね。
→オリンピック公式スポーツウェア『レプリカ』購入はこちらから。
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なぜアシックスが独占できたのか?

複数の会社の中からアシックスのデザインしたスポーツウェアが選ばれたのかと思ったら、どうやらちょっと違うようです。
アシックスは、2016年4月に、東京五輪が開催される2020年末まで、「ゴールドパートナー」(国内最高位スポンサー)となる契約を、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と結んでいたのです。その契約金額は150億とも言われています。
アシックスはゴールドパートナーとして、2016年のリオデジャネイロ夏季五輪、2018年の平昌冬季五輪、2020年の東京夏季五輪と3大会の日本選手団の公式ウェアを独占的に担当できます。
東京五輪では、ボランティアにもユニフォームを提供する予定で、その人数は8万人越えだそうです。私たちは、知らず知らずのうちに、メディアなどでアシックスのマークを目にする機会が増えますね。
契約期間中に五輪マークを使ったマーケティングができるのも、ゴールドパートナーのメリットです。国内のスポーツメーカーではアシックスだけですので、宣伝効果は計り知れません。
収益柱は、欧米向けのランニングシューズで、欧州や米州は、5年前にともに500億円台だった売上高が、前期は1000億円の大台を突破したそうですので、勝負にでていると言っていいのではないでしょうか。
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まとめ
リオデジャネイロオリンピックは、始まったばかりです。これからも、メダリスト達が桜ウェアを着用して、表彰台にあがることを楽しみにしたいですね。
そして、スポンサーのアシックスが「日本のウェアが最高!」と世界から言われるウェアを開発してくださるのを楽しみにしたいと思います。
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