職場の恋愛の中で多いといわれる「社内不倫」ですが、この職場の恋愛はとても厄介です。
既婚者同士でなくとも、相手が既婚者である上司・部下・同僚・パート・アルバイトとその形態は様々。
共通するのは「バレていないと思っているのは、本人たちだけ」という現実なのです。
というわけで、不倫している方は耳が痛いと思いますが、現在、社内不倫進行中の方や社内不倫に発展しそうな方は、あてはめてみてください。
職場で実際に起こっていた不倫の様子から綴っています。
現在は、転職しているので解禁できる「やさしくない本音」になっています。
目次
職場不倫と疑ってしまう不自然な行動
私が個人的に「このふたり、怪しいな。」と思ってしまった不自然な行動をまとめてみました。3つの行動について、強く不自然さを感じていました。
会話の回数が大幅に変わる
誰でも、気の合う人・合わない人が多少はいるものです。
ですが、以前に比べて話す回数が明らかに違い、増えたり、減ったりしている場合は疑われます。
誰にでも平等の対応をできる人は少ないですが、以前からの人柄から考えた上で、明らかに「らしくない」対応が見られるならば、疑われる要因になります。
最近、○○部長となんか合った?
という問いかけに、
「いくら伝えても、無理な納期の仕事ばかりでムカついているから今は話したくないの。」
というような、明確な原因を提示できる人と、
「別に何もないけど、なんで?」
というように、問いかけに問いかけで返してくる人の違いで分かる場合があります。
個人的な内容の会話が増える
仕事には、多忙な時期とそうでない時期の波があるものです。
私語厳禁といっても多少のコミュニケーション会話や、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)は、社会人として必要不可欠です。
ただし、相手の家庭のことや家族のことを、周囲よりも詳しく知っているということを周囲が感じはじめたら、「会社の外でも会って会話してるんじゃないの?」と疑われる始めるのは当然です。
社内でのコミュニケーション会話が盛り上がりすぎ、その回数がやけに多いと周囲に思われはじめると、「うるさいなぁ~。」と周囲も気になり始めるので、自然に不特定多数の意識が二人に向いても仕方がありません。
また、共同で同じ案件に従事する場合も、一定の期間であったり、一定の取引先など特定せず、一貫した業務の流れが見えない場合は、いくら仕事だとしても、不自然すぎます。
周囲には、会話したいだけにしか見えていません。
退社時間が一致する日が多い
会社の外で二人で会っているところを見られてしまえば、傍(はた)から見れば「確定」です。
だからといって、見られていなければ問題ないわけでもありません。
役職がある上司や、人事部・総務部などは、仕事上、退社時間を見ているものです。
仕事でなくとも「あの人は絶対に残業しない」「あの人はいつも残業している」というキャッチコピーがついている人も多いので、不倫関係の期間が長ければ長いほどに、周りは勘付き始めるわけです。
残念ですが、当然といって良い程に当たり前の人間の心理です。
そこに輪をかけて、女性が定時で退社し、男性が飲み会の誘いを断る日が「一致する」という例も同様だと言えるでしょう。
「一致する」機会が多ければ、疑われる要因も増えるわけです。
職場不倫がバレてないと思っている当事者の心理
私たちは、社会人になるまでに、約20年前後の月日が流れます。
その間に好きな人が出来たこともなく、恋愛を全くしたことがない人がどれだけの割合で存在するでしょうか。
もっと言えば、アラサー・アラフォー・アラフィフとなっていくに連れ、年月というものは勝手に過ぎていくもので、その過程では、恋愛だけでなく、多くの人との出会いや別れを繰り返しているわけです。
社内不倫をしている本人たちは、自分は、気づかれていない!バレていない!と思っているかもしれませんが、周囲には人生経験が豊富な先輩が、不特定多数で存在しています。
結果から言えば、確率的に「バレないで過ごせる時間はいつか終わる」と思うのが自然です。
諦めて下さい!その社内不倫は、バレています。
職場不倫がバレたか不安になったときの相談相手
あなたが、もし職場恋愛中で不倫関係にある場合は、誰に相談しようと思っていますか。
- 親友?
- 友人?
- 同僚?
- 社内で信頼できる人?
- 仲の良い家族?
- 不倫相手?
あなたは、誰を思い浮かべましたか。
悩みを打ち明けることで、自分の気持ちは楽になりますが、「不倫」は周囲から見れば「ハナシのネタ」「酒のつまみ」みたいな盛り上がる話なんです。
自分が相手のことを信用しているから大丈夫だという理由で、軽はずみに相談しない方が良いです。
残念ですが、再認識しておきましょう。
不倫について解決できる相談相手は、自分だけだと。
なぜ既婚者との職場恋愛はバレやすいのか?
不倫が良いか、悪いかについて私がお伝えできることはありませんが、なぜ職場の不倫がバレやすいのかについては、見ていたことを文章にできます。
部外者からすれば「不倫」だけは、好印象を持たれることはない「おさけのつまみ」です。
- 不倫していることを知っている人(現在進行形)
- 不倫していたことを知っている人(過去形)
- 不倫していたらしいと聞いたことがある人(噂形)
- 不倫しているのではないかと疑っている人(疑問形)
それらの人が「会食の席」や「会話の中」で話題にするから、連鎖反応でバレる確立が高くなるんです。
もし、あなたが職場恋愛中で不倫関係にある場合は、相談する相手を良く考えてから相談しましょう。
あなたの友人や信頼していたはずの人が、あなたの会社の方の大親友だったり、親戚だったりと意外な繋がりがある場合もあります。
それが「世の中は広いようで狭い」という言葉の意味かもしれませんね。
…夜中に眠れないほど不安になる。
…悩みが気になって仕事が手につかない。
…周囲の態度が変わった気がする。
あなたの身体が、周りの空気をよんでシグナルを出しているのかもしれません。
職場で不倫を疑われたら「転職」なのか?
実際に職場で不倫をしていようが、いまいが、疑われた時点で終わりかもしれません。
私たちは大人なので、はじめは個人単位で「なんだか怪しいな~。」と心の中で思っているものです。
そして、そう感じている周囲は、長い期間「もしや?」と思っていながら、時折、気にする程度なものです。
ですが、「もしや人口」が多くなってくると周囲の行動は様々です。
- 滅多なことを口にするモノではないと思う者
- 誰かに言わないと気が済まない者
- 当事者にそれとなく探りを入れる者
そのため、ある日、誰かが
○○部長と○○さんって怪しくない?
といった瞬間に、事態は急変します。
そう思っていた人も思っていなかった人も、意見を言い始めるでしょう。お酒の席なら尚更です。
そんな情報が集まって、疑いの目を向けられることを避けることができなくなるのです。
結果的に社内不倫をしていなかったにしても、
- 火のないところに煙は立たない。
- そう思われてしまう言動や行動に問題がある。
などと言われることも、実際にはあるわけです。
もし、疑われるような言動を取っていたなら、早めの対処を心掛けましょう。
イマドキの不倫事情は、実にシビアに見られています。
その中でも「社内不倫」は、事実関係がどうであれ、一度付いた汚名を払しょくすることはとても難しいと思いましょう。
失恋は時間が解決してくれますが、「不倫していたかも?」という噂は何年経っても、蒸し返されるものです。
肝に銘じて下さい。
退社するまで、陰で噂されることがあるかもしれないと。
また、当事者たちも「この人も不倫してると思ってるのかな?」と考えながら会話をすることになるかもしれません。
コレが真実!決して大げさではないです。
私は「社内不倫」の現状を数年にかけて、目の前で見てきました。
自分のデスクの前に座っている同僚の既婚女性と部長の関係を、見てみないフリをしてきたのです。
だって、部長の奥様は、同じ会社の別部署で働いていたから。
しかし、結局、私が話さなくてもバレてしまう当事者たちの行く末は「信用を失う」現実だったと思っています。
もし不倫の関係を悩んでいるなら、「彼」や「会社」から勇気を出して逃げてほしいです。
そして、新しいスタートを切ってほしいと思います。
転職をすることは、決して負けではありませんから、自分を大切にしてほしいと思います。